2012年07月06日

鎌仲監督vs福島大学1年生 3.11を学ぶ若者たちへ 鎌仲ひとみ・中里見博編著 「福島で学ぶ若い学生たちへの、この上なく大切なメッセージであり、エール、深い深い感銘をうけました。」(はじめにより)

鎌仲監督vs福島大学1年生 3.11を学ぶ若者たちへ 鎌仲ひとみ・中里見博編著(子どもの未来社 ブックレット 2012.6.20)

皆さん、もう読まれましたか?まだ、という方はぜひお読みください。学生の皆さんは特に、保護者の皆さんも。

この本は福島大学行政政策学類の中里見博先生が中里見教養演習として2012年、2月20日、長野県で行ったゼミの記録です。

勇気ある15名の新一年生が、鎌仲ひとみ監督とまっすぐなやりとりをしている80ページ。

中里見先生の「はじめに」と鎌仲監督の「あとがき」には圧倒されました。

「これは原発事故後の福島大学で学ぶ若者たちに、鎌仲さんが贈ってくださった厳しくも愛情に溢れるメッセージであると同時に、私が福島大学でゼミ生に貢献できた最後の貢献でした。」

「鎌仲さんが、『今ここ福島で日本人が取り戻すべき最大のテーマは人権だ』と述べて語られた内容は、あまりにも的確で、驚異的ですらありました。」(はじめに)

「夢を膨らませて大学に入学しようとした、まさにその時に起きた災害をどう捉えるのか、それはあなたたち次第です。あなたたちの生き方にかかってくるのです。でも、どうか一人だとおもわないでほしい」(あとがき)

福島原発事故とその影響について、原発について、社会について、「主体的なかかわり」について、鎌仲監督ご自身の活動について、と学生からの22の質問票に答える形で語ってくださる鎌仲さん。学生とのやりとりは、そのまま私が日常的にもやもやと持っている疑問と、でも仕方がない、という諦めの気持ちにまっすぐに届きました。大人である私たちこそが、この疑問と答えをきちんと自分の中に落とさなくては、と思いました。

1ページ、1ページが宝物のようです。私はこのゼミを開講してくださった、そして本をつくってくださった中里見先生と鎌仲監督、そして、参加してくださったゼミの学生の皆さん、出版社の皆さんなど多くの関係者の皆さんに深く感謝したいと思いました。

同時に、研究者でありながら、事故後の福島で暮らす生活者としての視点で、学生や市民とともにこの問題を考えようとしてくださっている福島大学の先生方に、再び敬意と感謝をささげたいと思います。

感想などお寄せください。(東)

posted by 311・≧19 元福島大学保護者有志の会 at 09:17| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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