2014年06月06日

福島大学へ提出した要望書へのご回答をいただきました。空間放射線量率の公開データ測定箇所は12カ所に戻してくださるとのことです。アップが遅くなり申し訳ありませんでした。

 平成26年5月19日

  福島大学安全安心な教育環境をめざす保護者の会  代表 ●●●●●様 

         福島大学理事・学務担当副学長 

 保護者の会への回答について 

青葉若葉の季節を迎え、ますますご健勝にお過ごしのことと存じます。要望書について、下記の通り回答しますので、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。

 

    要望1)公開データの測定箇所を20143月までの12カ所に戻してください。 

   要望2)キャンパス内の他の箇所の状況把握のために,ホットスポSットファインダーを使用するなどして,より広範な測定を,定期的に実施してください。 

  要望3)キャンパス内の土壌汚染濃度,特に多くの学生が頻繁に使用するグラウンド,金谷川駅側の門から講義棟までの道沿いの土手,また,空間放射線量が基準値を上回っている箇所,また放射性物質がたまりやすいと推測される箇所などの土壌汚染濃度を測定し,発表してください。 

【回答】

  原発事故当初より空間放射線量率を計測し,HPで公開してきましたが,本学独   自の除染計画による構内除染(側溝,グラウンド,中央広場,野外ステージ等)やセシウム134の物理的半減期(約2年)の経過などから放射線量は減衰しました。今後は,自治体による除染計画やセシウム137の半減期(約30年)経過しか 減衰の要素の見込みがありません。また,現在では,中央広場脇芝生地に設置されたモニタリングポストにより,リアルタイムで空間線量率が公表されており,その 他の箇所の測定値にも大きな変動がみられないことから,測定箇所を縮小したところです。    

しかし,HPへの公開データは,不安を抱えている学生や保護者の方への情報提供及び原発事故後の学内放射線量の継続的掌握が重要であると判断したため,20143月までの12カ所に戻すこととします。  

また,20133月の計測では,緊急性の高い高汚染箇所は金谷川キャンパス内では見つかっておりませんが,従来から高汚染箇所が見つかった場合は,その都度除染を行っています。今後は,福島市の「ふるさと除染計画」に沿って除染を実施していくこととしています。

     

要望4)再三お願いしていますが、学生の甲状腺のエコー検査、血液検査、尿検査を実施してください。   

要望5)風の強い日のマスク着用、食品の放射線量測定など、内部被曝を可能な限り低減するよう、学生に繰り返し注意喚起をしてください。また、測定器設置などの環境整備を速やかに進めてください。  

【回答】

放射能の健康不安等への対応については,放射能に関するガイダンス実施,放射線相談室や学生総合相談室による相談体制,保健管理センター医師による各種相談と診療体制を整えています。  

希望する学生には,福島県民健康管理調査の甲状腺検査(本格検査),福島市のホールボディカウンタによる内部被ばく検査又は市内病院の甲状腺外来等を案内しています。公共機関の検診は無料で実施されています。さらにご承知のこととは思いますが,福島県民健康管理調査の先行検査に継続して甲状腺超音波検査本格検査が,22歳以下の原発事故当時の福島県民を対象に,平26年度4月から,20歳までは2年ごと,それ以降は5年ごとに検診が実施されます。福島大学で得られた放射能に関する研究教育成果については,ガイダンスや講義で学生に周知するとともに,一般の方も参加できる公開講座を適宜開催しています。

posted by 311・≧19 元福島大学保護者有志の会 at 12:00| Comment(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする